かつて世界には、四つの種族がいた。
人間
魔の民
天の民
そして竜の民・・・
竜の民は、天の民と魔の民を生み出したとされている・・・。
人間が何故生まれたのかは謎に満ちている・・・。
彼らは種族の差から、離れ離れで生きていかねばならなかった・・・。
天の民は天の上に住み、独自の文化を築いていた・・・。
人間は天の民と暮らしていたが、価値観の違いにより、地上で暮らす事にした。
魔の民は地上に住み、誰とも関わらずに静かに過ごしていた・・・。
竜の民もまた同じである。
天の民は、魔の民との交流を拒んで、天に住んだといわれていた・・・。
ある時、天の民と魔の民との戦争が始まった。
魔の民は人間を利用し、天の民を滅ぼした。その戦争が原因で、天の民の故郷が崩壊した・・・。
何故戦争を起こしたのか・・・その意図はまだ分かっていない・・・。
竜の民は悲しんだ。自分たちが生み出した子供たちが争い、血を流す事が・・・。
その後、人間が竜の民に関わり、交流を要請。
・・・その後、両民がどうなったのかは分からない・・・。
ただ一つ言えるのは・・・竜の民は人間との関わりで絶滅したという事だ・・・。
それが、この世界。アルヴェラースの歴史である・・・。